最近の注目情報2018年8月)

 

 

1.長崎県と佐賀県の利害衝突から道州制を考える 冷泉彰彦

2018年7月31日 ニューズウィーク日本版)

<諫早干拓、長崎新幹線をめぐって長崎県と佐賀県は利害がぶつかっているが、道州制という枠組みで考えれば九州全体の利益を総合的に判断できるのでは>

 

道州制というと、維新の会などが主張する道府県庁のリストラという後ろ向きの話になりがちですが、広域的に財源をまとめ、広域的な最適解により行政を進める方向性として考え直すのであれば、あらためて議論のテーブルに乗せても良いのではないでしょうか。

(冷泉彰彦 プリンストン発 日本/アメリカ 新時代)

 

 

 

2.熱冷めた道州制論の先 論説委員 山浦 修

2018年8月4日 西日本新聞/風向計)

 都道府県を再編する「道州制」。多くの政党が公約に掲げた。そして今、導入の是非を巡る取り組みは「地方創生」の陰に隠れ、議論の先進地とされた九州でも熱は冷めた。「死語」とまではいかない、が。